this is not a businessフリーライブ@代々木公園野外音楽堂
事の発端は、このツイートから。
【突然ですが】天狗バンド明日12日13時からフリーライブやるgood!!場所は代々木公園野外音楽堂!!道行く人に止まってもらえるようなライブするgood!!暇な人は是非遊びに来てgood!! #1月25日は渋谷eggmanワンマン pic.twitter.com/MezeTZBaq7
— Thisisnotabusiness (@thisisnotabiz) 2014, 1月 11
昨年「オオカミの次は天狗バンド!」と挑発的なメッセージと共にYouTubeにアップロードした「WITH A MISSION」が30万回再生されてる天狗バンドthis is not a businessが、前日の夜に、代々木公園野外音楽堂でのフリーライブを告知。ちょうど予定なかったので参戦してきました。
— ライブ開始15分前。人がいない(笑)
— ライブ開始5分前。オオカミトレーナーでメンバーが登場。リハの曲目は、まさかのMAN WITH A MISSIONの「FLY AGAIN」(笑)
— 13:00。ライブ開始。多分、客は15人くらい。tengu styleからスタート。ボーカル加藤小判は、最初から良く動く動く(笑)ステージを右から左に動きまわってました。
前半はちょっと暖まらない感じで進んでいった印象だったけど、5曲目「MaD TeENAGe RIOt」で手拍子を煽り始めたくらいから、ようやく客の雰囲気も上がった感じ。6曲目「migite」だけボーカルの加藤小判がベースを弾き、ベース陣下須がボーカルに。意外と陣下須のボーカルがカッコ良かった。
MCになると、基本的には加藤小判はグダグダ(笑)ライブ告知や次の曲への繋ぎが苦手な様で、途中、何度もギター否戸田雲仙からダメ出しされてました。そんな時に限って、ベースの弦が切れたり、PCがフリーズしたりで、MCする時間が増えていくという悪循環(笑)
で、曲が進んでいくにつれて、自然と体を揺らしたり、手を挙げたりと一体感が生まれ、あっという間に1時間半16曲を完走。特に「OK GO」や、NEWアルバムからの「ONE by ONE」、「Paranoid android」などの盛り上がりは良かったかなと。
最後の最後、アンコールの声に応え、「一番盛り上がる曲やります。」のMCと共に始まったのが、リハでも演奏してたMAN WITH A MISSIONの「FLY AGAIN」(笑)いや、確かに、ちょっと皮肉だけど一番の盛り上がりでした。
そんな訳で、フリーライブにしては結構なボリュームで個人的には大満足。もっと知名度が上がれば良いのですが。。
-セットリスト-
リハ:FLY AGAIN(カバー)
01.tengu style
02.MAN
03.Nightmare
04.never mind
05.MaD TeENAGe RIOt
06.migite
07.REDorBLACK
08.Business
09.burn
10.NOIZE
11.thunder
12.ONE by ONE
13.OK GO
14.WITH A MISSION
15.NANDO
16.Paranoid android
en.FLY AGAIN(カバー)
2013年アルバム私的BEST3
こんばんは。新年になり、色々な音楽レビュー系のブログを拝見させて頂き、自分も「やってみたいなー」と思ったので、今回はそれをテーマに(笑)
題して、2013年アルバム私的BEST3!ホントは、年内に、BEST5くらいを決めろよって話なんですが、急遽だったので、これくらいの規模にしました(;´∀`)
では、早速いってみましょ。
第3位:きゃりーぱみゅぱみゅ「なんだこれくしょん」
実は、アルバムとしてきゃりーぱみゅぱみゅを聴いたのは、今作が初めてだったんですが、同じ中田ヤスタカプロデュースでも、CAPSULEともPerfumeとも異なる、POPに寄りまくったサウンドが聴いていて、とても心地良かった。
1曲目「なんだこれくしょん」の和太鼓からグッと心を惹き付けて、同じ和テイストの「にんじゃりばんばん」に流れ込む感じとか、CAPSULEのカバー曲「Super Scooter Happy」の可愛らしさだったり、「み」の高校野球っぽさだったり、「さいごのアイスクリーム」の90年台感だったり、もうやりたい放題が全てヒットしてる感じ。
シングル曲の順番がまた絶妙で、多種多様なサウンドに出会えた1枚でした。
第2位:SEBASTIAN X「POWER OF NOISE」
まずこのアルバムの最大の特徴と行ったら、全編を通して曲がストレートで、Vo.の永原真夏が本当に「自然体」という事。YouTubeとかでライブ映像を見れたりするけど、本当に音楽が好きなんだなーってのが伝わるんだよね。
特に2曲目「DNA」、3曲目「ヒバリオペラ」での表現力豊かなボーカルが印象的で、聞いていて本当に気持ちがいいし、そこに絡んでくる楽器隊(特にピアノ)がまた心地いい。「サマー・ハネムーン・ビート」、「サマタイム・キル」とかも、とってもグルーヴィーでワクワクする感じ。
そして、アルバムでラストを飾る「MIC DISCOVERY」では、『鳴り止まない反戦歌 すぐに消えちゃう流行歌 形の見えない応援歌 自分だけ信じて蹴るカルチャー』という、音楽の楽しさとは裏腹な切なさ、儚さをサラッと歌う一節があり、ちょっとハッとさせられる、そんなアルバムでした。
第1位:PASSPO☆「JEJEJEJET!!」
見事、第1位はガールズロックユニットPASSPO☆の3rdアルバムでしたー。もともと、ぱすぽ☆名義の1st、2ndアルバムをレンタルした事から始まり、興味本位で今作に手を出した訳ですが、首尾一貫してロックテイストで、どの曲もクオリティがホントに高い。
点火を意味するSE的な役割の「Ignition」。ヘヴィなギターサウンドと『バブゥ』という歌詞のギャップが面白い「BABY JUMP~天国への搭乗便~」。イントロから入るストリングがキレッキレな「BEAST IN YOU」。
サビの『ひらひら舞う桜 肩に止まった』の『止まった♪』が上がるとこで思わず唸った、メロディの美しい「サクラ小町」。『私が死んでも 忘れないでね 猫の水も変えてあげてね』というアイドルらしからぬ一節にグッとくる、増井みおが詞の一部を担当してる 「おねがい」。わちゃわちゃ感あふれる「気分はサイコー!サイコー!サイコー!」からの、現実逃避ソング「妄想のハワイ」。
乙女心溢れる「キャンディー・ルーム」と、根岸愛作詞の『○○してくれなくちゃ』から来てる「くちゃLOVE」。緩急を付ける様にしっとりと始まる「Truly」からのヘヴィなサウンド「MASK」。自らの成長を確かめる様な「Growing Up」から、『光が当たらない日も誰かの声が聞こえる もうちょっとだけ胸はって生きよう』という詞に心打たれる「I」。
ざっと上げても、これだけの魅力が詰まったアルバムなんですが、1つだけ苦言。肝心な売り方があまり上手くないんですよね…。例えば、発売後の現在でも公式サイトやamazonで楽曲の試聴が一切できず、シングル曲以外は、ある意味ギャンブルで買わざるを得ない状況になってしまっています。(iTunes Storeなどは試聴できますが。)
CDショップで試聴して購入というのは、もちろん私も良くやりますが、オンラインショップを視野に入れないと売り上げが伸びないのは明白だと思うし、せっかくの良い音源も、自ら耳にする機会を減らしてしまうと言うのは、ちょっと切ないですね。
という愚痴もありつつ、2013年の私的BEST3は、
1位 PASSPO☆「JEJEJEJET!!」
2位 SEBASTIAN X「POWER OF NOISE」
3位 きゃりーぱみゅぱみゅ「なんだこれくしょん」
でしたー。
チャットモンチーの求愛ツアー@Zepp Tokyo(その2)
さて、トリはもちろんチャットモンチー!
1曲目からえっちゃんがギター、あっこがドラムの疾走感ある新曲を披露して
会場がヒートアップしました!
歌詞が「人間はくだらない」(?)みたいな感じの曲だった気がするけど、
決してネガティブな感じではなく「でも前へ進もうぜ!」みたいな雰囲気の曲調でした。
2曲目も同じ構成で新曲を披露。あっこのドラミングが結構さまになってました!
3曲目は同じ構成で何と『東京ハチミツオーケストラ』を披露!
「そんなに甘くはないよって 早く誰か教えてよ」の部分を会場と一緒にコール&レスポンス。
聞き慣れた曲が、こんな感じで変化するんだなぁって新鮮さがありました。
4曲目は、えっちゃんがベースに持ち替えて新曲を披露。
割と短い曲でしたが、今後の可能性を感じさせる構成でした。
5曲目は、えっちゃんがギター、あっこがベースで『世界が終わる夜に』を披露。
詞がよりダイレクトに伝わる様になり、曲の生々しさが増した様な気がしました!
6曲目は、再びあっこがドラムになり『バスロマンス』を披露。
相変わらずの多幸感!さすがです。
7曲目は、またも新曲。なんと『ダンス橋本絵莉子』が見られる新曲でした(笑)
ここで一旦ステージが終了。アンコールを待つオーディエンスの拍手が鳴り止みませんでした。
アンコールは『二人のビッグショー』と題して、チャットがねごとの『ふわりのこと』と
矢野顕子さんの『ひとつだけ』をカバー。
で、最後はあっこのドラムの先生でもある、detroit7の山口美代子がドラムに加わり
全員で『シャングリラ』を演奏してライブが終わりました!
2人体制になり、初のライブでしたが以前よりパワーが増したチャットモンチーがそこにいて、
今後の活動に期待を抱かせる、そんなステキなライブでした!!
-チャットモンチーセットリスト-
1.新曲
2.新曲
3.東京ハチミツオーケストラ
4.新曲
5.世界が終わる夜に
6.バスロマンス
7.新曲
en1.ふわりのこと(ねごとカバー)
en2.ひとつだけ(矢野顕子カバー)
en3.シャングリラ
チャットモンチーの求愛ツアー@Zepp Tokyo(その1)
12/4に、チャットモンチーの求愛ツアーに行ってきました!
二人体制になって初のライブだったので期待と不安が入り交じってました。
まずトップバッターは、チャットと同じレーベルの後輩バンド、ねごとでした。
9月のワンマン以来のねごとでしたが、やっぱり緩さとフレッシュさが売りなバンドですねー。
一組目という事もあって、少し会場の空気が固かった様な気がしましたが、
代表曲の『ループ』、『カロン』、『メルシールー』などで徐々に盛り上がっていきました。
メンバーのMCも相変わらず緩くて、不思議ちゃん系だなぁ…
って赤坂のワンマンと同じ印象を持ちました(笑)
-ねごとセットリスト-
2.透き通る衝動
3.ループ
4.七夕
5.week...end
6.カロン
7.メルシールー
さて、15分ほどのセット転換を挟んで登場したのは矢野顕子さんでした。
今まで一度もライブを見た事無かったのですが、
独特…というか独特過ぎる雰囲気を持つライブですね!
1曲目から、くるりのカバー『ばらの花』を完全な矢野顕子バージョンとして披露。
その後のチャットモンチーのカバー『ツマサキ』でも、アレンジが凄くて圧倒されました。
とにかく音と一緒に生きている…と言うか、そんな感覚の方なんだなぁと思いました!
-矢野顕子セットリスト-
1.ばらの花
2.中央線
3.ツマサキ
4.ラーメンたべたい
5.Don't Speculate
6.ひとつだけ
そして、いよいよチャットモンチーが登場してきました…。