スターウォーズ エピソード7 フォースの覚醒を見て

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私の好きな映画は「スターウォーズ」です。昨年末に公開された「スターウォーズ エピソード7 フォースの覚醒」も3回見たので感想を書きたいと思います。(重大なネタバレを含むのでご注意を。)

スターウォーズ感が漂わない

12月18日、20:00。ちょうど早めに会社を上がれたので急遽、吹き替え版で1回目を鑑賞。本編前に、ちょっと話題になったワンピースの映像が流れましたが、別に気になる程では無かったですね。それよりも、やっぱり20世紀FOXのファンファーレなしで、唐突にスクリーンに現れた「LUCAS FILM」の方がちょっと違和感を感じました。

で、結論を言うと、1回目の率直な評価は☆2.5/5くらいでした。理由は、2つあって、1個目は過去作のオマージュが盛りだくさんで、ニヤリとするシーンは山程あった反面、新キャラや新しいアイデアなどは総じて弱く、スターウォーズ特有のワクワクする感じが最後まで皆無だった点。

2点目は、カイロ・レンとハン・ソロが対峠するシーン。正直、見る前から何となくハン・ソロが今作で終わるんじゃないか、という漠然とした不安があり、物語が進むにつれ、どんどんフラグが立ってきて、そして最後のアレ。エピソード456と主役級のハン・ソロの最後がアレって、いくらなんでも惨め過ぎて凹みました…。

言い表せない違和感

という訳で、不完全燃焼な気分を引きずったまま、翌日の朝10:00に字幕版を鑑賞しました。ストーリーよりも細かい部分などを確認する様に鑑賞しましたが、やっぱり☆2.5かな、というのが率直なところです。

特に思ったのが、今回は耳に残る様な曲がほとんど無かった点でした。レイのテーマ、レジスタンスのテーマはなかなか良かったけど、それ以外は何となく似たり寄ったりな曲調で、印象に残りませんでした。

それと、見終わった後に、上手く言い表せない違和感があったのですが、こららのエントリーを見て「これだよ!」って思ったのが、ハン・ソロを密輸業者に戻したという設定でした。

特報で「チューイ、帰ってきたぞ」とハン・ソロが出てきた時は本当に鳥肌でした。そして自分が期待していたのは、エピソード6のエンディングで無事にレイア姫と結ばれた「勇敢」なハン・ソロでしたが、実際には、息子であるベン・ソロのダークサイド堕ち(=カイロ・レン)により、レイア姫とも上手く行かなくなり、また「ならず者」(=密輸業者)になった姿でした。この設定が本当に切ないです…。

物語は始まったばかり

ネガティブ意見ばかりになってしまいましたが、まだ3部作の1作目なので、これから公開されるエピソード8、エピソード9を鑑賞した後に、トータルで「素晴らしかった」と言える作品になる事に期待しています。物語はまだ始まったばかりです。